2025年3月から4月にかけて上演されたB&ZAI ・本髙克樹さん主演の舞台 『シークレットライフ -Secret Life of Humans-』。
本髙克樹さん自身がアイドル活動と並行して長年続けてきた“秘密の顔”、 すなわち早稲田大学大学院の理工学研究科で学ぶ“研究者”としての一面。
このキャスティングが“運命的”と呼ばれる理由は、 偶然の一致を超えているからです。
舞台『シークレットライフ』は、 統計学者が自らの研究(オペレーションズ・リサーチ)が戦争に利用される倫理的ジレンマに直面する物語でした。
そして驚くべきことに、 本髙さん自身が大学院で専門に研究している分野こそ、 まさにその「オペレーションズ・リサーチ(OR)」なのです 😲
これは奇跡的とも言えるシンクロであり、 本髙さんのキャリアにおいて必然的な出会いでした。
【 🎪Theater 】#本髙克樹 が主演をつとめる
「シークレットライフ- Secret Life of Humans -」
本日初日を迎えました🗼💫4/13(日)までよろしくお願いいたします😊✌️#BandZAI#シークレットライフ pic.twitter.com/TeLFIegLsg
— ジュニア公式 (@jr_official_X) March 28, 2025
舞台『シークレットライフ -Secret Life of Humans-』とは? 公演情報を解説
東京公演は2025年3月28日(金)~4月13日(日)まで 「シアタートラム」で上演。
続く大阪公演は、 2025年4月18日(金)~4月20日(日)まで 「梅田芸術劇場 シークター・ドラマシティ」で上演されました。
会場「シアタートラム」が示す舞台の性質とは?
東京公演の会場だった「シアタートラム」は、 客席数が約200席という非常に濃密な空間で知られる小劇場です。
この会場選択は本作がアイドルのショー的な舞台ではなく、 俳優の微細な表情や息遣い、 そして台詞の応酬を重視する「シリアスな演劇」であることを強く示していました 🧐
本髙克樹さん自身も、 観客との距離が近く 「本当臨場感ある舞台を楽しんでいただける」と語っていました。
演出(大河内直子)と原作(デイビッド・バイン)について
本作は、 イギリスの劇作家デイビッド・バインさんによって書かれました。
彼はジェイコブ・ブロノフスキーの著書「人間の進歩」や、 ユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」からインスピレーションを受けてこの作品を創り上げました。
日本公演の演出は、 大河内直子さんが担当しました。
本髙克樹さんは大河内直子さんと深く話し合い、「“ただ事実を伝えるだけの作品で終わらない”を目標に掲げたい」と語っていました。
舞台『シークレットライフ』のあらすじと物語の核心(※ネタバレ注意)
どんな話? 物語のあらすじを解説
この物語は、 イギリスの著名な統計学者であったブルーノ・ブロノフスキーの「秘密の人生」。
それを孫のジェイミー(本髙克樹さん)が大学教授のエイヴァさんとともに解き明かしていく歴史ミステリーです。
ジェイミーはある日、 祖父ブルーノの秘密の部屋の扉を開け、 歴史を遡ります。
しかし、 そこに隠されていたのは祖父が加担していた「戦争の傷跡」でした。
テーマは「統計学」と「オペレーションズ・リサーチ(OR)」
本作の重要なテーマは「統計学」であり、 さらに専門的には「オペレーションズ・リサーチ(OR)」と呼ばれる分野です。
ORとは統計学や数学的アルゴリズムを用いて、 物事の最適な解を見つけ出す学問です。
本髙さんのインタビューによれば、 このORはもともと「戦争などの軍事的な目的で作られた分野」でした。
モデルは実在の人物? ジェイコブ・ブロノフスキーとは
本髙さんが演じたジェイミーの祖父「ブルーノ」は、 実在の人物・ジェイコブ・ブロノフスキーをモデルとしています。
ブロノフスキーは、 戦後はBBCのドキュメンタリーなどで知られる高名な科学思想家でありヒューマニストでした。
しかし本作はその「公の顔」とは裏腹の、 第二次世界大戦中に彼が関わった軍事研究という「秘密の人生(シークレット・ライフ)」に光を当てました。
「なぜ広島と長崎だったのか」— 舞台が問う「知の倫理」
この物語は、 自らが研鑽した「知」が結果として大量破壊兵器(具体的には原爆)の開発。
そして、その「最適な」投下目標の選定に利用されてしまうという「科学者の倫理的ジレンマ」を描き出します。
本髙さんは、 広島の原爆ドームを訪れた経験と結びつけ「『なぜ広島と長崎だったのか』という問いは、この作品の内容に通じるものがある」と語っていました。
これはまさにORが導き出そうとした冷徹な「最適解」であり、 作品は観客に重い「知の倫理」を問いかけました。
舞台『シークレットライフ』の本髙克樹の役柄
ここでは本高克樹さんが、自身の役にどう向き合っていたのかを見ていきましょう!
主演・本髙克樹が演じる「ジェイミー・ブロノフスキー」とはどんな役?
本髙克樹さんが演じた主人公・ジェイミー・ブロノフスキーは、 モデルとなったブルーノの(架空の)孫です。
彼は憧れていた祖父の「シークレットライフ(秘密の人生)」を知り、 葛藤するという役どころでした。
物語はジェイミーがエイヴァと出会い、 祖父の秘密の部屋を開けるところから大きく動き出します。
ジェイミーは「受け身の主人公」:その難しさとは
本髙さん自身がインタビューで語ったところによると、 ジェイミーは「物語を引っ張って進める主人公というよりは、受け身の主人公」でした。
そのため、 演じるのが非常に繊細で難しい役柄だったと分析しています 😥
またジェイミーは架空の人物であるため、 台本から読み取れるバックグラウンドが最も少なく、 その点も難しさの一つでした。
本髙克樹の「もう一つのシークレットライフ」:理工学研究者としての顔
本髙克樹の驚くべき学歴(早稲田大学大学院)とは?
本髙さんはB&ZAIのメンバーとして活躍する一方、 その優秀な頭脳でも知られています 🧠
彼は早稲田大学の創造理工学部を卒業し、 さらに同大学の研究科(大学院)に籍を置く現役の大学院生(当時)でした。
まさに「アイドル」と「研究者」という二つの顔を持つ、 異色の経歴の持ち主です。
専門分野は「オペレーションズ・リサーチ(OR)」
そして最も衝撃的なのが、 本髙さんの専門分野です。
彼は自らの専攻を「統計やアルゴリズムの数理工学を用いた『オペレーションズ・リサーチ』」と説明しています。
これは、 舞台『シークレットライフ』のモデルであるジェイコブ・ブロノフスキーが専門とした「オペレーションズ・リサーチ(OR)」と、 ピンポイントで一致していたのです。
学会で「Best Presentation Award」受賞:その研究内容がすごい
本髙んの研究者としてのキャリアは、 決して名目上のものではありません。
彼は2022年11月、 日本経営工学会の2022年秋季研究大会において「Best Presentation Award」を受賞しました 🏆。
これは純粋な学術的功績です。
受賞した論題は「ライブ・コンサートにおけるチケット不正転売防止を考慮した最適なチケット販売方法の提案」というもの。
まさに彼自身の「アイドル」と「研究者」の二重生活が融合した研究内容でした。
本髙克樹が語る『シークレットライフ』への覚悟(インタビューまとめ)
「同じ事務所の人が誰もいない」外部舞台への挑戦
この舞台は、 本髙さんにとって「同じ事務所の人が誰もいない」完全なアウェイの外部舞台でした 。
「知り合いがいないというのは怖いですが頑張ります」と正直な心境を明かしつつ、 この挑戦に真正面からぶつかっていきました。
カンパニー最年少・主演という「分岐点」への覚悟
さらに、 本髙さんは今回のカンパニーにおいて“最年少で主演”という立場でした。
これは彼が守られてきた枠組みから脱却し、 一人の俳優として勝負する大きな挑戦でした。
彼は2025年を「分岐点になるのかなと思います」と位置づけ、 この舞台が「たくさん鍛えていただける現場になる」という覚悟で臨んでいました。
実際に舞台を観た人の感想・評価は?(ネタバレ含む)
ジェイミー(本髙克樹)の演技に対する評価
実際に舞台を観劇したファンからは、 主演を務めた本髙さんの演技に多くの感想が寄せられました。
特にデートシーンでの不慣れな可愛らしさや、 真実を知った時の葛藤など。
細かな仕草や表情の変化に「メロい(魅力的)」、「かっこいい」といった声が上がっていました 🥰
物語の難解さと重いテーマへの反響
物語については「ブルーノとエイヴァのセリフ難しい」という感想もあり、 哲学的で難解な部分もあったようです。
しかしそれこそが本作の醍醐味であり、 統計学や戦争・知の倫理といった重いテーマと観客が真剣に向き合うきっかけとなりました。
過去と現在が交錯する演出や、 上からチラシが降ってくるシーンの迫力も印象的だったようです。
「コーヒーのCM」など印象的なシーンの感想まとめ
シリアスな物語の中にも、 印象的なシーンがありました。
特に、 本髙さん演じるジェイミーがコーヒーを入れる場面での「CMの真似?」をするシーンは、 観客の記憶に残ったようです ☕️
19日の公演ではアドリブ(?)で「エッホエッホ」という姿が、 20日の公演では「萌え萌えきゅん」が見られたというレポートも。
本髙克樹さんのお茶目な一面が垣間見え、 重いテーマとのギャップが魅力となっていました。
ライタープロフィール

- ジャニ担
- 小学生時代からジャニオタとして人生を歩んできました!ファンにとって得しかない、知りたいことだけを知れる読めるブログにしていきます。









