2024年3月、 (当時:7 MEN 侍) KEY TO LIT・佐々木大光さんが主演を務める舞台『フォーティンブラス』が上演。
シェイクスピアの名作『ハムレット』の裏側を描いたこの物語。
佐々木大光さんというスターアイドルが“売れない脇役”を演じるという多重構造によって、 観客に強烈な問いを投げかける作品となりました。
この記事では、2024年版『フォーティンブラス』の概要・ 詳細なあらすじ(ネタバレ含む)や重要な役割を徹底的に解説!
【 🎪Theater 】#佐々木大光 主演 #鈴木悠仁 出演舞台
『フォーティンブラス』
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【あらすじ解説】舞台『フォーティンブラス』はどんな物語?
『ハムレット』の楽屋を舞台にした本作は「脇役」の主人公・羽沢(佐々木大光さん)を中心に、 嫉妬や葛藤が渦巻く物語が展開されます。
「亡霊」の出現で物語はどう動くのか、 衝撃の真相(ネタバレ)まで、 そのあらすじを詳しく解説します。
物語の前提:『ハムレット』上演中の「楽屋」が舞台
物語の舞台は、 シェイクスピアの名作『ハムレット』が華やかに上演されている、 とある古ぼけた劇場です。
しかし物語は舞台上ではなく、 その裏側にある「楽屋(バックステージ)」で進行します。
登場するのは『ハムレット』の登場人物ではなく、 彼らを演じる「俳優」たちです。
序盤:脇役(佐々木大光)vs 横暴な大スター(ハムレット役)の対立
主人公は、 羽沢武年(はざわ たけとし)という一人の俳優です。
彼を演じたのが、 佐々木大光さんでした。
羽沢が演じる役は、 ノルウェーの王子「フォーティンブラス」。
役名は勇ましいものの、 出番は芝居の最後に少しだけ。
羽沢は自らの役を「刺身のツマ」と揶揄し、 楽屋で暇を持て余し鬱屈した日々を送っていました。
一方、 主役ハムレットを演じるのは、 荒井敦史さん演じる横暴な大スターです。
彼は勝手に台詞や演出を変え、 オフィーリア役の若い女優(木崎ゆりあさん)に手を出すなど、 やりたい放題。
羽沢や、 その仲間である岸川和馬(鈴木悠仁さん)ら脇役たちの不満は、 いつ爆発してもおかしくないほど高まっていました。
転回:「亡霊」の出現と「復讐」の誓い
そんなある夜、 芝居が終わった劇場に突如として「不気味な亡霊」が現れます。
『ハムレット』の物語さながらに現れた亡霊は自らを「フォーティンブラスの父」だと名乗り、 羽沢に向かってこう告げます。
「我が息子フォーティンブラスよ。 今こそ剣を抜け。 そしてハムレットへの復讐を誓うのだ!」
万年脇役だった自分に、 ついに「復讐の主人公」というスポットライトが当たった。
羽沢は高揚し、 この亡霊の言葉に乗って打倒ハムレット=打倒・横暴な大スターへの「復讐」を誓うことになります。
真相(ネタバレ):亡霊の正体と、羽沢(佐々木)が「脇役」だったという二重構造
しかし、 この物語には巧みな仕掛けが施されていました。
羽沢は本作の「主人公」ですが、 物語の構造的な中心は、 実はもう一人の脇役・ 岸川和馬だったのです。
その鍵は「亡霊」の正体にありました。
劇場付きのベテラン老女優・松村玉代さん(矢島舞美さん / 伴美奈子さん)は、 その亡霊の姿を見て真相に気づきます。
あの亡霊は「フォーティンブラスの父」などではなく、 何を隠そう岸川の亡くなった実の父親・岸川和春の亡霊だったのです。
亡霊は羽沢(フォーティンブラス役)に会いに来たのではなく、 自分の息子(和馬)のことが心配で思い出の劇場に現れたのでした。
つまり羽沢は「主人公」になったつもりが、 実際は「岸川親子の家族ドラマ」においてさえ「脇役」(あるいは勘違いした道化)に過ぎなかった可能性が示唆されます。
この痛烈な二重構造こそが、 本作の醍醐味でした。
『フォーティンブラス』と『ハムレット』の関係は?
本作を理解する上で欠かせないのが、 原作である『ハムレット』との関係です。
そもそも『ハムレット』におけるフォーティンブラスとはどんな役なのか、 そして本作がなぜ「メタ演劇」と呼ばれるのか、 その複雑な構造を解説します。
原作『ハムレット』におけるフォーティンブラスとは?(究極の脇役)
そもそも『フォーティンブラス』は、 シェイクスピアの四大悲劇の一つ『ハムレット』を原典としています。
原作『ハムレット』において、 フォーティンブラスはノルウェーの王子です。
しかし、 彼は物語の本筋にはほとんど関わらず、 たった2回しか登場しません。
そして、 すべての悲劇が終わった(主要人物が全員死んだ)後に現れ、 事態を収拾して「まとめ」てしまう、 いわば「究極の脇役」なのです。
「俳優が俳優を演じる」メタ演劇としての構造
舞台『フォーティンブラス』は、 この「究極の脇役」であるフォーティンブラスを演じる俳優(羽沢武年)の視点から描かれます。
物語は『ハムレット』本編ではなく、 その楽屋で進行します。
つまり、 観客は「『ハムレット』を演じる俳優たちの物語」を観ることになります。
このように劇中で「俳優が俳優を演じる」構造や、 「演劇とは何か」を問う構造を持つ作品のことを「メタ演劇」と呼びます。
『フォーティンブラス』は、 このメタ演劇の傑作として知られています。
主演・佐々木大光(羽沢武年 役)の演技と評価
本作の最大の注目点は、 やはり主人公・羽沢武年を演じた佐々木大光さんです。
彼自身が「アイドル」でありながら、 なぜ「売れない俳優」を演じることができたのか。
その特異な構造と、 批評家や観客からの熱い評価、 そして感動的な感想までを深掘りします。
佐々木大光が演じた「羽沢武年」はどんな役?
佐々木大光さんが演じた羽沢武年は、 売れない俳優です。
自らの役を「刺身のツマ」と卑下し、 横暴なスターへの不満を抱えながら、 楽屋で鬱屈している青年でした。
佐々木さんは開幕前のインタビューで、 この役について「自分のアイドル生活に置き換えて考えました」と語っています。
また 「通信簿でオール1を取るような人間だった」ため、 シェイクスピア由来の難しい台詞や漢字の習得に苦労したとも告白していました。
「スター(アイドル)」が「売れない俳優」を演じることの意味
2024年版の核心は、 まさにこのキャスティングにありました。
現実において、 佐々木さんは観客から見れば紛れもなく「スター」側の存在です。
その彼が、 劇中では「売れない俳優」羽沢武年を演じます。
観客は「売れない俳優・羽沢」の物語を見ると同時に、 「アイドル・佐々木大光さん」が「俳優・羽沢さん」を演じるという二重の葛藤。
「言葉が難しい」という現実の苦労をも目撃することになりました。
観客の感想:「コメディで笑い、後半は号泣」
実際の観客の感想も、 この作品の多面性を裏付けています。
「コメディ要素もあって面白い😂」という声と、 「号泣した😭」という声の両方が多く見られました。
特に、 後半の佐々木さんの迫力や気迫は圧巻で「後ろの席までちゃんと伝わってきた」、「ずっと泣いてた」といった絶賛の声が相次ぎました。
とにかくカッコよかった、 という感想も多かったです✨
【 🎪Theater 】#佐々木大光 主演 #鈴木悠仁 出演舞台
『フォーティンブラス』
兵庫公演が昨日初日を迎え、
本日無事に全ての公演が終演いたしました⚔️✨たくさんのご声援、ご来場、ありがとうございました🎪💕
兵庫公演📸 初日👈🏻 👉🏻千穐楽 🥰#7MEN侍 #少年忍者 pic.twitter.com/lywz8utase
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ライタープロフィール

- ジャニ担
- 小学生時代からジャニオタとして人生を歩んできました!ファンにとって得しかない、知りたいことだけを知れる読めるブログにしていきます。








